〜プログラミングの学習準備をしようITリテラシー⑤〜

ITエンジニア
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ITリテラシーとは、インターネット・
パソコンの操作・セキュリティなど、

インターネット環境を取り巻く情報や知識を理解し、使う能力のことです。

具体的には、インターネット上で情報を収集して問題を解決したり、
アプリケーションソフトをパソコンにインストールして使いこなしたりする能力が、ITリテラシーです。

以前の記事を見逃した方や見直したい方は
下記リンクへ

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①情報収集のコツ

情報収集には多くの手段がありますが、本記事ではそれぞれの特徴を解説していきます。その情報は誰が何のために発信しているかを理解しておけば、自分の目的に沿った情報収集ができるのでおすすめです。

インターネットでの検索

インターネットでの検索は情報の網羅性が担保されているケースが多いので、不明点に対する模範解答がすぐに欲しいときにおすすめです。
例えば「渋谷 ご飯 おすすめ」というワードで検索すると、「渋谷のおすすめグルメ20選」といったページが出てきますよね。しかし、検索結果に表示されるWebページは、その記事の執筆者が誰かわからないケースも多いです。人生を左右する重要な情報を検索する際は気をつけてください。

Twitter

Twitterは人物にフォーカスを当てて情報収集したいときにおすすめです。例えば憧れのエンジニアがいたら、その人のツイートや「いいね」をしたツイート、フォローしている人を見れば、その人がどんなことを考えているか少しは理解できますよね。このように人物ベースで情報を集めたいときや情報の鮮度を求めたいとき世の中のトレンドに乗りたいときにTwitterの利用をおすすめします。

YouTube

YouTubeは視覚的なわかりやすさが欲しいときにおすすめです。例えば、書籍を図を用いて要約している動画のほうが、文字で読むよりわかりやすいという人も多いと思います。ただし、どの秒数で何を言っているかがわからないため、動画の尺に対して得られる情報が薄いというデメリットもあります。本やWeb上の記事のように目次がないので、欲しい情報だけ見るという使い方には向いていません。

音声

Voicy、Podcastなど音声プラットフォームからの情報収集は、何か他のことをしながらインプットしたいときにおすすめです。
例えば朝の準備中や休日の散歩中、移動中などに耳から情報収集できます。
スキマ時間にインプットしたい方はぜひ利用してみてください。

書籍

書籍は体系的かつ良質な情報を得たいときにおすすめです。インターネット上では誰でも発信できるため、情報の質にバラつきがあります。しかし、書籍の場合は検証や執筆、校正などさまざまな工程があるため、情報の質がある程度担保されています。

有料サービス(オンラインサロンやメルマガなど)

有料サービスであるオンラインサロンやメルマガなどは、閉鎖的だからこそ話せる内容や、そこに集まる人同士のディスカッション自体から価値を得たいときにおすすめです。無料で手に入れられる情報には質の高さに限界があるため、さらに良質な情報を得るためにお金を払うという価値観を持ってください。

人と話す

プライベートな話をしたいときや、自分の境遇に対してアドバイスをもらいたいときは人と話すのがおすすめです。自分に最適化したアドバイスをもらうことは、最も学びのある情報収集になります。

 ②自走するための
必須ブックマークリスト

プログラミング学習を最後までやり切るためには、自走力がとても大切です。自走力を高めるためには、どこにどんな情報があるのかを把握しておく必要があります。本記事では、自走するうえで必ず役に立つWebサイトやサービス、ツールを紹介します。ブックマークしていつでも利用できるようにしてください。

Q&A

Q&Aサイトは、プログラミングの学習中や仕事中にエラーが発生したときに、それに類似する質問や答えを探すときに利用します。類似する質問や答えがなくても、自分自身で質問すれば経験豊富なエンジニアが回答してくれます。周りに質問できる人がいないときに大変便利です。

  • テラテイル
    • テラテイルは、質の高い回答がすばやく得られるQ&Aサイトです。
      初心者でも質問しやすいようにテンプレートが用意されています。
  • スタックオーバーフロー
    • スタックオーバーフローは世界的に有名なQ&Aサイトなので、英語のやりとりができる人におすすめです。
      2015年に日本語版がリリースされましたが、まだ質問の数は少ないです。

ハウツー

  • Qiita
    • Qiitaは、プログラミング情報の発信・共有ができるWebサイトです。
      人気順やキーワード検索で情報を探せるので、学習に役立つ情報が得られやすいです。

最新業界情報

  • TechCrunch
    • TechCrunchは、スタートアップ企業やIT業界の新しい製品・情報を発信しているメディアです。
      IT業界の動向を掴むのに大変おすすめです。
  • MOONGIFT
    • MOONGIFTは、オープンソースソフトウェアの共有サイトです。
      新しい技術の使い方やコードの書き方を学ぶことができます。
  • 雑食エンジニア 勝又さんのYouTube&Twitter
    • 勝又健太さんは、プログラミングやエンジニアのキャリア情報を発信されている方です。
      情報の質が高く、初心者目線でわかりやすいのでチェックしてみてください。

イベント

  • connpass
    • connpassは、IT系の勉強会に関する情報が集まっているWebサイトです。
      よく主催しているグループをフォローしておけば、最新のイベント情報を受け取ることも可能です。
  • TECH PLAY
    • TECH PLAYも、IT系の勉強会やイベント情報を集めたWebサイトです。
      マーケティングやクリエイティブ寄りのイベントも掲載されています。
  • Doorkeeper
    • Doorkeeperは、イベントやコミュニティを閲覧できるWebサイトです。
      コミュニティが主催するイベントに参加することで、仲間作りもできます。

教材

  • Techpit
    • Techpitは、サービス作りを通じてプログラミングを学べるサービスです。
      自分が作りたいサービスに近いものを見つけ、高いモチベーションを維持しながら学習してみてください。
  • Udemy
    • Udemyは、プログラミング以外にも様々な教材が販売されているWebサイトです。
      Web制作やデザインの教材もあります。
  • ドットインストール
    • ドットインストールは、動画でプログラミングを学べるWebサイトです。
      基礎学習に大変おすすめです。
  • Progate
    • Progateは、ブラウザにコードを打ち込みながらプログラミングを学べます。
      最初の学習におすすめです。

資料作成

  • Googleドキュメント
    • Googleドキュメントは、Wordのような文書作成ツールです。
      他のGoogleアカウントと共有して共同編集したりコメントをつけたり、便利な機能がたくさん備わっています。
  • Googleスプレッドシート
    • Googleスプレッドシートは、Excelのような表計算ツールです。
      GoogleアナリティクスなどのWebサイト解析ツールから数字を自動で算出できるなど、便利な機能が備わっています。
  • Googleスライド
    • Googleスライドは、PowerPointのようなプレゼンテーション作成ツールです。
      自動でクラウド上に保存しつつ、共同編集もスムーズにできます。

デザイン

  • Canva
    • Canvaは、グラフィックデザインを簡単に作成できるツールです。
      名刺やロゴ、バナー作成に向いています。
  • Adobe XD
    • Adobe XDは、ワイヤーフレームやUIデザインの作成に向いているツールです。
      プレビュー機能を使って共有リンクを発行できるのがとても便利です。
  • figma
    • figmaはUIデザインツールです。
      ブラウザで利用できるのでインストールする必要がありません。

オリジナルアプリのアイディア収集

  • サービスサファリ
    • サービスサファリは、リリースされたばかりのアプリを紹介しているWebサイトです。
      さまざまなアイディアが溢れているため、アイディア収集におすすめです。
  • ワタセル
    • ワタセルは、サービスやアプリの売買仲介サイトです。
      どんなアプリがどれくらいの価格で売買されているのかを知ることができます。

案件獲得

  • ココナラ
    • ココナラは、個人の知識・経験・スキルを販売できるWebサイトです。
      Web制作やデザイン系の案件を掲載している人が多いです。
  • ソクダン
    • ソクダンは、リモートで働ける副業案件をたくさん紹介しているサービスです。
      単価が高い案件も多いです。
  • ランサーズ
    • ランサーズは、クライアントが依頼したい仕事を掲載しているクラウドソーシングです。
      条件が明らかに不利な案件は通報できたりフリーランスをサポートする機能が充実しています。
  • クラウドワークス
    • クラウドワークスもランサーズと同様、クライアントが依頼したい仕事を掲載しているクラウドソーシングです。
      案件数が最も多いのが特徴です。
  • ファインディフリーランス
    • ファインディフリーランスは案件紹介サービスです。
      GitHubから時間単価を診断するというエンジニアらしい方法が使われています。

メンター

  • MENTA
    • MENTAは、プログラミングやデザイン・起業などのメンターを探せるサービスです。
      メンターを指名すると、その人と定期的にミーティングやレッスンを行うことができます。
  • タイムチケット
    • タイムチケットは、これまでの経験や知識を使って
      個人の時間を30分単位で売り買いできるサービスです。
  • ビザスク
    • ビザスクは、あらゆる知見をもつ個人に話を聞けるサービスです。
      主にBtoBで使われることが多いです。

 ③IT用語

これまでプログラミングに必要な用語や教養について解説してきました。そもそもプログラミングは問題解決のための道具に過ぎません。そのためトレンドの技術にも触れ、今のうちから将来の仕事仲間やクライアントとの会話についていけるようにしておくことが重要です。本記事では近い未来、皆さんがエンジニアとして働く際に必ず耳にする用語や教養について先取りして解説していきます。

結論から申しますと、本記事を初学者が完璧に理解するのはとても難しいです。そのため、今は「こんなことを学習したな」と記憶に残れば大丈夫です。自分で0からWebサイトやWebアプリを作れるようになるころには、理解が深まるようになります。難しいことは何度も学習・復習をし、反復して概念を理解し、記憶に定着させることが重要です。

④クラウドサーバーと
オンプレミスサーバー

皆さんは黒い箱型のサーバーを見たことはないでしょうか?一昔前、サイトやWebアプリを開発する際には自分でサーバーを用意する必要がありました。そのため、社内にサーバー専用の部屋がある会社も少なくありませんでした。自前でサーバーを用意するサーバーをオンプレミスサーバー、自前でサーバーを用意している環境をオンプレミス環境と言います。

しかし、近年インフラ界隈では「インフラのクラウド化」が加速しています。「クラウドサーバー」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、クラウドサーバーはオンプレミスサーバーの対比的な存在です。クラウドサーバーは世界各国のデータセンターにあるサーバーを使用するため、自前で用意する必要がなく、インターネット上でサーバー構築や管理が行なえます。クラウドサーバーとして、AWS(Amazon Web Service)やGCP(Google Cloud Platform)などが有名です。

またオンプレミスサーバーが地震などの災害で壊れてしまったら、中に入っていたデータやシステムも壊れてしまいます。
そのようなリスクを回避するためにも、現在はクラウドサーバーを使用するのが一般的です。

⑤ IoT

IoTとは

IoTは、「Internet of Things」の略語で、日本語に訳すると「モノのインターネット」です。IoTとは、今まで通信機能を搭載していなかったモノに、通信機能を搭載させてインターネットに接続させる機能のことです。例えば、時計に通信機能を搭載したApple Watchは、IoTの技術を使った代表的な製品です。つまり、 IoTはモノとインターネットを繋ぐ仕組みだとイメージするとわかりやすいです。

ITやICTとの違い

IoTと混合されやすいのが、ITやICTです。
ITとICTの意味は下記の通りです。

IT

ITは「Information Technology」の略称です。
インターネットパソコンなどの情報技術の総称のことです。

ICT

ICTは「Information and Communication Technology」の略称です。通信技術を使って、人とインターネットもしくは、人と人を繋げる技術のことです。つまり、ITの中に IoTとICTが含まれます。IoTはモノとインターネット、ICTは人とインターネットを繋ぐ技術というように、インターネットと繋がる対象が異なります。

IoTの活用事例

IoTの代表格はスマートウォッチです。脈拍・血圧などの生体データを可視化したり、決済システムを組み込んだりなど、インターネットと繋げることで時計以外の機能を搭載することに成功してます。

⑥ブロックチェーン

ブロックチェーンとは何者なのでしょうか?ブロックチェーンとは、ブロックと呼ばれる取引履歴のデータを格納したものを鎖(チェーン)のように繋いでいくことで「分散型台帳」というものを実現した技術のことです。ブロックチェーン技術はビットコインなどの仮想通貨に使用されています。
とても難しい内容なので、ブロックチェーンを学習する方以外は、

  • ブロックチェーンは仮想通貨で使われている
  • ブロック単位の取引の記録がチェーンのように繋がれている
  • データの改竄が困難なのでデータの信憑性が高い

このくらいの理解で留めておいて全然大丈夫です。
私自身も理解していないので上記に記載している程度の知識しかありません。

書籍・本

出典:基礎からのIT担当者リテラシー

企業のIT担当者は、「情報システム部門(情シス)」に所属するエンジニアであったり、「社内SE」「コーポレートエンジニア」などと呼ばれたりもします。IT担当者の業務は多岐にわたります。会社内の業務用のパソコンの手配やネットワーク機器の整備だけでなく、社内のセキュリティ対策や業務システムの導入、システム制作の窓口になることもありえます。

出典:ビジネスパーソンが
マスターすべき必須要素 ITリテラシー

ITを上手に駆使する事は、できるビジネスパーソンの必須要素!ITに詳しいだけでは”仕事ができる”とは言えません。ITはあくまでも仕事を効率よく進める為のツールです。「ITはよく分からないから」「面倒だから」では済まされません!
企業経営を支える「人、モノ、金、情報」の「情報」を取り扱う最適のツール!ITの基礎の基礎や間違いやすい実例を用いて解説。ITリテラシーに対する誤解の解消や応用など、失敗談をまじえた実例をつかってわかりやすく紹介しています。

出典:いまさら聞けない ITの常識

「弊社もAIで新サービスを立ち上げよう!」「ブロックチェーンを使えば管理コストがなくなるんだって!?」「アジャイルでやれば、2週間くらいで開発できるんじゃないの」――職場で、取引先で、こんなことは起きていませんか?IT化が進む一方で、ITを活用できる人は多くありません。いまやITは個人や組織の業務改善ツールではなく、全く異なる角度からビジネスを行うための基盤になっています。特にマネジメント層がIT投資について効率的に意思決定できず、適切なタイミングでシステムが更改されない、無駄なシステム構築が行われる、新規市場参入の機会を逃す、などの問題が起きています。

出典:新人IT担当者のための
ネットワーク管理&運用がわかる本

本書は会社のネットワーク管理の入門書です。ネットワークをゼロから構築するのではなく、すでに稼働中の社内ネットワークを管理するために必要な知識を解説します。LANやインターネットのしくみから、サーバーの機能、ネットワークのメンテナンス・拡張・トラブル対策、クラウドの活用、セキュリティ対策など、会社のネットワーク管理者になった人が最初に勉強するべき情報をカバーしています。

出典:基礎からわかる情報リテラシー

特定のソフトの使い方を解説した「マニュアル本」は,巷(ちまた)にあふれています。しかし,それらは明日には役に立たなくなるかもしれません。もうちょっと基本的なレベルで勉強しておけば,何年たっても,どんな環境でも,役に立つはずです。

以上が私のオススメ本になります。
気になる方や読んでみたいと思っている方は、参考になりますので、ぜひ読んでみて下さい。

まとめ

ここまで繰り返して解説してきましたが、プログラミング学習を始める前に最低限のITリテラシーを身に着けておくことで、学習効率は天と地ほどの差が出ます。
もし下記の言葉が自分の言葉で説明できない場合は、もう一度ブログを読み直してみてください。

  • ブラウザとは?
  • 代表的なブラウザの名称は?
  • IPアドレスとは?
  • ドメインとは?
  • ハードウェアとソフトウェアの違いとは?
  • 代表的なOSは?
  • 代表的なサーバーサイド言語と
    クライアントサイド言語は?
  • フレームワークとは?
  • クラウドとオンプレミスの違いとは?

見逃した方や、まだ理解が出来てない方は、
下記のサイトに移行して読み直してみてください。