
自己分析で一緒に乗り越えよう!



今回で自分についての理解を深め、応募企業へのPRを行うための引き出しを作ることが出来る様になります。
自己分析はなぜ必要?





自己分析の必要性を語る前に、「就活」と「転職」では明確な違いがあることを知る必要があります。その最大の特徴として就活と転職では採用側の視点が大きく異なることです。具体的には以下のように違います。
- 「就活」育てることが前提にあるためポテンシャルで採用される
- 「転職」就業経験から企業での活躍を予想し、即戦力として採用される



つまり、過去の業務経験から入社後、企業で活躍できることを論理的に説明する必要があるのです。企業側と自身の進むべき道の答え合わせです。この前提を踏まえて自己分析の必要性の中心となる以下の3つのことをかみ砕いていきます。
- 転職活動の円滑化
- 面接通過の引き出しに
- 企業とのミスマッチ防止
転職活動の円滑化
転職の軸で自身が叶えたいこと、自己分析は企業への提供価値
面接通過の引き出しに
企業とのミスマッチ防止
自分のタイプを理解する
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自己分析をする上で、あなたの人間性や性格、価値観などを理解することから始めましょう。そこでやっておいた方が良い3つの自己理解を深める手法を説明します。
- 自分史年表でキャリアの棚卸し
- ソーシャルスタイル理論
- 性格診断ビックファイブ



それぞれ解説していきます。
自分史年表でキャリアの棚卸し
ソーシャルスタイル理論
①ドライビング(前進型・行動派)
行動傾向
- 冷静で人からの指示を嫌う
- 核心を突くのが上手く、決断がとても早い
- 自分の道を自分で決められ、精神的に独立している
- 戦略の立案や勝負事への興味が強い傾向がある
②エクスプレッシブ(直感型・感覚派)
行動傾向
- 自分の話をするのが好きな人が多い
- 理屈抜きに決定をするので、進むのが早い
- 他人の意見や考えを気にする傾向がある
- 周囲を巻き込んだ行動が得意
③エミアブル(温和型・協調派)
行動傾向
- 聞き上手で親しみやすい
- 決断に時間がかかりますが、下調べをしっかりする
- 周囲の意見を大事にする傾向がある
- リスクはあまり取らない
④アナリティカル(分析型・思考派)
行動傾向
- 冷静で自立心が高い
- 情報やデータを重視し、客観的な事実を大事にする
- 時間管理がきっちりしてる人が多い
- リスクはあまり取らない



この分類は生涯一緒というわけではなく、状況や環境によって性質が変わります。



性格診断上最も精度が高いと言われているのがビックファイブ理論です。外向性、協調性、誠実性、神経症傾向、開放性の5つの観点から導き出します。



ビックファイブ理論については以前詳しく記事に書いてますので興味がある方は下記リンクへ


自己分析の3つの視点





自己分析をする時になるのに重要なことは以下の3つの視点を持つことです。情報収集にも通ずるところがありますが将来・過去・今の3つの視点が必要となります。転職においてこの3つの時間軸は以下の3つを見ることで明らかにすることができます。
- 将来…Will
- 過去…Can
- 現在…Must



と分けることができるのでそれぞれ見て行きます。
Will「やりたいこと」
Can「できること」
Must「やるべきこと」
自己分析のやり方3ステップ





ここまでは自己分析に関する基礎事項を扱ってきましたが、ここでは自己分析をするのに有効なやり方を3つお伝えして行こうと思います。この3つの順番を元に進めて行けば、あなたの強み部分が簡単に分かるようになります。
- ハッシュタグで簡単チェック
- マインドアップで深堀り
- 長所と短所を反転させる
①ハッシュタグで簡単チェック
- ハッシュタグの引き出しを作る
- ハッシュタグは自身の自己分析を深める整理を行うために活用する
②マインドアップで深堀り
③長所と短所を反転させる



言い換えの例をいくつか紹介しておきます。左が短所、右が長所です。
「優柔不断」⇔「思慮深い」「神経質」⇔「几帳面」「飽きっぽい」⇔「好奇心旺盛」「頑固」⇔「芯がある」「気が弱い」⇔「思いやりがある」「マイペース」⇔「落ち着いている」「おせっかい」⇔「面倒見が良い」「大雑把」⇔「おおらか」「単純」⇔「素直」「理屈っぽい」⇔「論理的」



このように短所と言われることは同時に長所に言い換えることが出来ます。また、短所を長所に言い換える方法は心理学のリフレーミングの一種となり、精神的にも良い影響を与えるので日常から行うと良いでしょう。



以前にリフレーミングについて詳しく書いた記事があるので興味がある方は下記リンクへ


第3者目線でブラシュアップ





ここまでやったらある程度の自己分析は完了です。ですが、科学的に自分で自分のことに気付けるのは25%程度と言われているので、最後に第三者尋ねてみたり、チェックをしてもらうと良いでしょう。



身近な人の目線で日常をピックアップしてください



実際に応募する前には、書類や面接対策として自己分析をエージェントに見直してもらいましょう。どのスキルやエピソードをPRするのがその企業に効果的かという観点で聞いてみると非常に良い使い方が出来ます。



ブラッシュアップについて詳しく書いた記事がありますので興味がある方は下記リンクへ


書籍・本
「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、これまでの経歴に関係なく誰もが〝我慢しない自由な働き方″を手にする事ができる書籍の内容本です。
600ページを超える分厚い一冊ですが、読みさすさもあってあっという間に読めてしまうので、是非読んでみてください。
海外論文を60本以上引用し、幸福度が最大化される”適職”を科学的根拠に基づいた方法で見つける術を紹介してくれる一冊です。現職にモヤモヤしている人、就職・転職を控えている人、仕事における幸福度を高めたい人は読んで下さい。
転職の鉄板本と言われる一冊です。いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、日本の社会が変わるという著者のメッセージも込められており、働く全ての人の参考になる本だと思います。会社が潰れても生きていける大人と、 生きていけない大人の2種類がいるとしたら、両者をわけるのは何か?それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか。タイトルにもあるように「このまま今の会社にいてもいいのか?」と思ったら読んでみると良い一冊です。ほかの本と合わせて読むとより深く理解できると思います。
人生70年なら、一生涯は61万3200時間だが、人生が100年なら、一生涯は87万6000時間と人生100年時代では、大学を卒業してから80歳まで、少なくとも60年以上は働いていくことになります。長期的に働く事が当たり前になっていく世界では「会社に自分のキャリアを守ってもらう」のでなく「自分で自分のキャリアを守っていくこと」が必要になってきます。「一社にだけ雇われ、退職金や年金だけで余生を過ごす」という今までのキャリア観から抜け出す為にも、読んでおくべき一冊だと思います。
最後に





転職初心者は以上の3つは必須アイテムとなっていますので、登録忘れのないようにしましょう。第3者目線を取り入れて転職を優位に進めよう!!