転職活動の7つのアクションプラン

アクションプラン7項目

- 情報収集…基礎から企業別まで
- 転職の軸の決定…自身の要望決定
- 自己分析…自身が企業に提供する価値
- 書類作成…基礎書類と個別対策
- 応募と日程調整…1ヶ月の行動予定
- 面接とPDCA…実践と改善
- 内定と条件交渉…内定条件の比較検討

具体的なイメージは以下のようになります。具体的なアクションについてはそれぞれ説明していきます。
転職計画ステップ1…情報収集(3カ月)





情報収集に欠かせない5つのアクション情報収集をする際に絶対に外せない5つのアクションをご紹介いたします。
- 四季報を購入する
- 転職サイトに登録する
- 転職エージェントを活用する
- 企業のプレスリリースを確認する
- 企業のSNSを確認する



企業について知る中で最も手っ取り早く比較検討が出来るのが四季報です。四季報は大きく2種類あり、転職四季報・会社四季報と分かれています。
- 転職四季報(転職必須アイテム)就職向けの本になります
- 残業時間・離職率・有給取得情報などが書かれているので最新版を買いましょう
- 会社四季報(買わなくても構わない)株取引向けの本になります



会社の財務状況が主で、企業がホワイトなのかブラックなのかを見極める参考になります。どの業界が好調か、企業同士の繋がり、職業・資格について知りたい方は必須アイテムです。



求人情報を見ない事にはすべて始まりません。転職サイトには大きく分けて総合系と専門系のサイトに分けられます。初めての転職の場合は難しいことは考えずに総合系のサイトに登録しましょう。ここで重要視すべきは求人数です。転職サイトはあくまで情報収集がメインとなります。
1位•••doda


2位•••マイナビ
3位•••リクナビNEXT



大手3社だけで良いです。クリックして頂くとアクセス先にいきます。ここから先は自分が使ってみて合う合わないの感想になります。ここまであまり転職サイトを沢山オススメしないのは転職エージェントを併用することによって解決されることが多いためです。転職サイトについての詳細は今後、別記事にて説明していきます。
転職エージェントについての詳細は今後、別記事にて説明していきます。
転職計画ステップ3の自己分析が終わってから、いざ書類を出すって言うタイミングで行う内容になります。実際に企業を選んでいく中で、多くの方は企業のホームページは確認すると思います。「どんな事業があるのか?」「求人情報はどうなのか?」「社是・社訓はどうなのか?」とかを見ると思います。書類・面接対策では自身で調べて考察した上でPRをしていきます。その中で、最も今の企業側の背景が分かるのがプレスリリースです。「これからのチャレンジ」「募集の背景」「現在の課題」などの何かしらのヒントが隠されているのがプレスリリースです。



プレスリリースは企業の動向を絶対に確認しましょう



これも書類を出す前のタイミングでの情報収集になります。企業が出すSNSに令和の時代には必ずチェックした方が良いものです。現在はTwitter・インスタなどで求人採用をしたりする時代なので、絶対に外すことは出来ません。
- 一般社員の様子を見ることが出来る
- 企業の発信力を見ることが出来る



この2つは自身が入った時と企業の将来性について暗示しているものと言っても過言ではありません。ここまで出来れば情報収集は完璧です!!あとは自身に活かしていきましょう。
転職計画ステップ2…転職の軸の決定(1ヶ月)


転職計画ステップ3…自己分析(1~2ヶ月)


- 過去の経験の事実と感情
- それらの共通項と価値観
- 今後、自身がどう形にするのか



それぞれ説明していきます。
転職計画ステップ4…書類作成(2ヶ月前後)





ステップ3まで終わっていれば、あとは企業に合わせて書類を作成して行きます。月に10社応募するつもりで、準備して行きましょう。



書類は全部で以下の4つです。
- 履歴書
- 職務経歴書
- ポートフォリオ
- 面接対策書類



履歴書・職務経歴書・ポートフォリオは書類選考と面接に使われる書類になります。面接対策書類は実際の面接で質問された時に回答するために事前に暗記しておくための書類です。書類の作り方については別の記事で説明します。
転職計画ステップ5…応募と日程調整(1ヶ月)





週単位で見ると以下のようになります。
- 1ヶ月目(16社)
- 1周目…5社応募(通過0~2社)
- 2周目…5社応募(通過0~2社)
- 3周目…3社応募(通過0~1社)
- 4周目…3社応募(通過0~1社)
- 2ヶ月目(10社)
- 1周目…3社応募(通過1~2社)
- 2周目…3社応募(通過1~2社)
- 3周目…2社応募(通過1社)
- 4周目…2社応募(通過1社)



このぐらいの精度になるように調整して行きます。※後半の応募数が少なくなるのは同時に面接も並行するためです。状況に応じて応募券件数を調整しましょう。
転職計画ステップ6…面接とPDCA(2ヶ月前後)





実際に応募をして書類で通過するようになったら、面接に臨みます。転職面接では1社に掛けられる時間が非常に少ないので、1社の面接から確実に学び、改善をして次に活かすという意識が絶対的に重要になります。
- 面接の録音を取る
- 質問内容をすぐにメモする
- 面接官の対応・態度の変換点を見つける



以上の3つは徹底して行いましょう。



録音しても良いの?って思われるかもしれませんが、録音すること自体は法に触れることはありません。ついでに言うと、録音している旨を伝える必要もありません。あくまで自身の面接をよくする為という目的で予め準備しておきます。



録音を聞き直すことで自身の話し方や面接官の反応を客観的に見ることが出来るので積極的に活用しましょう。録音は見直しでも最強のツール。使い方は適切にしましょう。
転職計画ステップ7…内定と条件交渉(1ヶ月)


ここまでしっかりと行動に移すことが出来ていれば、何社か内定をもらっていると思います。ここでどこの企業を選ぶかと言う話になってきますが、決して自身の思い通りになるようにコントロールしようと思ってはいけません。よくあるケースですが、○○の会社からは給料いくらで内定をもらっているので、この条件に合わせてもらえないと御社には行きません。みたいに急に上から目線になる人がいます。これは入った後に良い印象を持たれないので、絶対にやめましょう。「この条件を組んでくれたら気持ちよく入社できるのですが、いかがですか?」と入社前提で御社の規定に従いますが、考慮してくれたら嬉しいなぐらいの謙虚な姿勢で、条件交渉をしましょう。重要なのは入る時ではなく、入ってからであることを忘れずにしてください。
書籍・本
「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、これまでの経歴に関係なく誰もが〝我慢しない自由な働き方″を手にする事ができる書籍の内容本です。
600ページを超える分厚い一冊ですが、読みさすさもあってあっという間に読めてしまうので、是非読んでみてください。
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転職の鉄板本と言われる一冊です。いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、日本の社会が変わるという著者のメッセージも込められており、働く全ての人の参考になる本だと思います。会社が潰れても生きていける大人と、 生きていけない大人の2種類がいるとしたら、両者をわけるのは何か?それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか。タイトルにもあるように「このまま今の会社にいてもいいのか?」と思ったら読んでみると良い一冊です。ほかの本と合わせて読むとより深く理解できると思います。
人生70年なら、一生涯は61万3200時間だが、人生が100年なら、一生涯は87万6000時間と人生100年時代では、大学を卒業してから80歳まで、少なくとも60年以上は働いていくことになります。長期的に働く事が当たり前になっていく世界では「会社に自分のキャリアを守ってもらう」のでなく「自分で自分のキャリアを守っていくこと」が必要になってきます。「一社にだけ雇われ、退職金や年金だけで余生を過ごす」という今までのキャリア観から抜け出す為にも、読んでおくべき一冊だと思います。



以上が私のオススメ本になります。気になる方や読んでみたいと思っている方は、参考になりますので、ぜひ読んでみて下さい。